<平野官房長官>選挙での資金提供話 「今思えば機密費」(毎日新聞)

 平野博文官房長官は22日、東京都内のホテルで開かれた新党大地の鈴木宗男代表の政治資金パーティーであいさつし、鈴木氏が自民党総務局長だった時期の大阪府知事選の際、「5000万円なら出そう」と打診してきたことを披露し、「今思えば、そのカネは官房機密費(内閣官房報償費)から出ているんじゃないかな」と述べた。

 平野氏は鈴木氏が機密費に関する質問主意書を多く出していることにも触れ「パーティーにはポケットマネーで参加させていただいた。主意書がなければ、ひょっとしたらそこ(機密費)から出したかもしれない」とおどけてみせた。

 鈴木氏は自民党の選挙実務を仕切る総務局長に99〜01年在任。00年の府知事選では民主、自民両党が相乗りで推薦した太田房江氏が初当選した。当時、民主党大阪府連幹事長を務めていた平野氏は現在、官房長官として機密費を預かる立場。過去の政権が機密費を選挙対策に使ったと示唆する発言に対しては、使途の公開を求める声が強まりそうだ。【朝日弘行】

【関連ニュース】
平野官房長官:仙谷氏を批判 衆参同日選発言
普天間:徳之島移設案を民主党鹿児島県連に伝達へ 政府
普天間移設:県外移設の検討 平野長官も明言
平野官房長官:「安定多数を」発言紹介を修正
与謝野・平沼新党:民主、「第三極」を警戒

<子どもの村>福岡で開設 虐待受けた子ら里親と(毎日新聞)
<全国学力テスト>過去問出題で成長分析(毎日新聞)
真犯人逃し、足利事件遺族に栃木県警幹部ら謝罪(読売新聞)
【十字路】高崎山の雄ザル、ゾロがリーダー就任期間の最長記録(産経新聞)
「5月末決着」にとどめ、首相が徳之島に陳謝(読売新聞)

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。